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- 事業実績
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平成27年度は、協会発足から3年に亘り実施してきた基盤整備を基に、時代を見据えた事業の展開を本格化した最初の年である。我が国の鉄道は新幹線や都市交通網の整備・拡充、また老朽設備の迅速な更新などで種々の新技術、手法の導入が予想され、電気設備の安全対策にも新しい対応が迫られることが考えられる。これらに対応するために、協会としては調査研究、安全教育・訓練及び資格認定事業についての新たに考慮すべき課題に取組むとともに、鉄道事業者、関連業界との連携を一層強化し、以下のことを推進してきた。
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- 事業等
- (1)調査・研究、委員会事業
事故防止関係の各種委員会、連絡会等の活性化を図るため、他協会の事故防止検討会の実態調査を行うとともに、今後の課題を整理した。
(平成26年度委員会事業等実績表を参照) - (2)講習会・資格認定事業
①運転適性検査及び学科講習等については、質の向上に努めるために、システム改修やAV機器等の拡充を図った。
②資格認定業務講習会に関わる鉄道事業者の規程等の制定・改正を把握して今後の講習資料へ反映させる基礎ができた。
③関係機関と連携し、新たに予想される輸送形態や設備導入により発生する安全対策についての調査を行い、教育、資格認定等の調査、検討を行ってきた。
④資格認定業務における講習料・システム使用料に関する検討をワーキンググループを設置し検討してきたが、今後も引続き検討を進めることにした。
(平成27年度講習会事業等実績表を参照) - (3)10条教育
「鉄道に関する技術上の基準を定める省令第10条」に基づく運転関係の従事者の教育・訓練については、教育内容の充実を図るとともに、新たに東海支部において事業を拡大した。 - (4)表彰事業
平成27年度も表彰規程に基づき、施工安全賞50名及び鉄道電業安全協会功労賞8名の表彰を行った。
(平成27年度施工安全賞受賞者、鉄道電業安全協会功労賞受賞者名簿を参照)
- (1)調査・研究、委員会事業
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- その他の活動
- (1)資格認定事業の拡大
東日本支部管内の公民鉄事業の拡大を目的に、協会概要、入会メリットを記載したパンフレットを作成した。拡大については、さらに検討を続けていく。 - (2)鉄道事業者との連携の強化拡大
鉄道事業者との連携をさらに強化するため、特別会員意見交換会を継続して開催し、特別会員からの各種の課題について、協会の立場から多くの支援を実施してきた。また、特別会員制度について他協会の実態調査を行った。 - (3)業務運営の改善
これまでに改革した業務運営体制を着実に推進するとともに、新たな環境変化に常に対応できる効率的な運営を目指して、多くの規程類を改正し定着化を図ってきた。 - (4)鉄道事業者電気関係社員研修への支援
鉄道事業者における電気技術研修の一環としての安全管理分野について協会として支援、参画できるよう協会内でワーキンググループを作り、教材の整備に取組み、東日本旅客鉄道㈱の中堅社員を対象とした「実務技術者研修」に参画した。 - (5)その他
特別会員各社の軌道陸上車の導入状況の調査を行い、その結果を特別会員意見交換会において説明を行い、今後の機械化作業に対する共有化を図った。
- (1)資格認定事業の拡大
- 3.
- 公益目的財産支出計画及び経理業務
- (1)公益目的財産支出計画
公益目的財産支出計画書を作成し、進捗状況の確認を行い、支出計画を実施している。 - (2)実施事業等支出計画
本部・支部における、収入・支出の実態把握及び財産管理の充実を図った。 - (3)マイナンバー法
マイナンバー法の施行に伴い規程類の改訂・制定及び保管環境の整備を行った。
- (1)公益目的財産支出計画
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- 庶務報告
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- 第4回定時社員総会
平成27年5月29日(金)ステーションコンファレンス東京で開催し下記議案を可決、終了後引き続き、平成27年度施工安全賞及び鉄道電業安全協会功労賞表彰式を行った。
第1号議案 平成26年度計算書類等の承認
(貸借対照表、正味財産増減計算書及び財産目録)
第2号議案 役員(理事、監事)選任・解任
報告事項Ⅰ 平成26年度事業実績並びに庶務報告
報告事項Ⅱ 公益目的支出計画実施報告
報告事項Ⅲ 平成27年度事業計画 - 2.
- 理事会
- (1)第15回(通常) 平成27年5月15日
ア.第4回定時社員総会議案(案)について、承認された。
イ.規則・規程類の見直しについて、承認された。
ウ.会員の異動等 (入会1社 退会2社) について、承認された。
- (2)第16回(通常) 平成27年5月29日
ア.第4回定時社員総会第2号議案[役員(理事・監事)の選任・解任]について、承認された。
- (3)第17回(臨時) 平成27年5月29日
ア.定款第28条第三号に基づく「会長、副会長、支部長、専務理事の選任及び解任」について理事会の決議により満場一致で選任され、被選任者は就任を承諾した。
- (4)第18回(通常) 平成27年11月13日
ア.平成27年度事業計画推移並びに収支見込みについて、承認された。
イ.工事従事者情報共有システム(Coplite)の改修について、承認された。
ウ.平成28年度施工安全賞及び鉄道電業安全協会功労賞について、承認された。
エ.会員の異動等(入会2社 退会4社)について承認された。
- (5)第19回(通常) 平成28年3月25日
ア.平成27年度事業実績について、承認された。
イ.平成28年度事業計画について、承認された。
ウ.平成28年度施工安全賞及び鉄道電業安全協会功労賞表彰について、承認された。
エ.臨時社員総会等の開催について、承認された。
オ.規程及び規則の見直しについて、承認された。
カ.会員の異動等(入会3社 退会3社)について、承認された。
- (1)第15回(通常) 平成27年5月15日
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- 企画委員会
実施日 平成27年5月8日、平成27年11月6日、平成28年3月18日 - 4.
- 特別会員意見交換会
実施日 平成27年10月2日、平成28年3月18日 - 5.
- 業務執行会議
平成27年4月~平成28年3月の間で48回開催した。 - 6.
- 事務局長・支所長会議
実施日 平成27年7月17日、平成27年12月14日、平成28年3月14日 - 7.
- 叙勲・褒章等の合同祝賀会
平成27年12月8日ステーションコンファレンス東京で、(一社)鉄道電業安全協会、(一社)日本鉄道電気技術協会、(一社)信号工業協会の三協会共催で平成27年春・秋の叙勲者、国土交通大臣賞受賞者、経済産業大臣賞受賞者、計22名の合同祝賀会を開催した。 - 8.
- 賀詞交歓会の合同開催
平成28年1月5日弘済会館において、(一社)鉄道電業安全協会、(一社)日本鉄道電気技術協会の共催で平成28年新年賀詞交歓会を開催した。
平成27年度講習会事業等実績表はPDFでダウンロードすることができます。